「理科って大変!」と感じていらっしゃる先生は多いのではないでしょうか。
理科の授業は、季節や天候、器具や材料など、さまざまな条件を考えながら進めていかなければなりません。
実験がうまくいかないことも少なくありません。
一方で、自然の不思議さや巧みさ、科学・技術の素晴らしさなど、理科の面白さはたくさんあります。
子どもが理科の面白さに気づけば授業は盛り上がり、理解も深まるはずです。
日々、頑張っていらっしゃる先生方へ、授業のヒントや話題,最新の情報をお届けすることで、
授業をさらに充実したものにしていただきたいと願い、小誌を創刊いたしました。
タイトルは文字通り「理科のミカタ」。先生方の応援団として、先生方の「味方」になり、
理科の「見方」を伝えていければと考えています。
今回の特集は、「小学校理科専科のここがポイント!」です。小学校での教科担任制が理科でも導入されています。理科に特化して教えることができる反面、全教科を担当する場合と比べて、いろいろと工夫が必要な課題もあります。そうした課題に、小学校にずっと在籍している先生の実践と、中学校も担当される先生の実践の2事例を紹介しました。
東京書籍(株) 理科編集部