
2026.8.13
授業アイディア
夏休み真っただ中! 今回は2学期に向けて、東京書籍教科書の指導案特集として、「さんちき(1年)」「黄金の扇風機/サハラ砂漠の茶会(2年)」「受け取る『利他』(3年)」の授業アイディアをお届けします。ぜひ、ご活用ください!
中学校で扱う作品では、主人公に影響を与える人物に着目して読み進めることが有効な作品も多い。この点を踏まえ、本指導案では、登場人物になりきった生徒が、ほかの生徒からの質問にその人物の立場で答える活動である「ホット・シーティング」を取り入れ、親方に焦点を当てる。「親方のどのような思いや仕事観が、三吉の心をどう変えたのか」という問いについて、自分の考えをまとめ、広げることを目指す。
本単元は、「美」に関する二つの文章の読み比べを通して考察を行う。それぞれの文章について、「伝えたいこと」と「伝え方(書き方)」の二つの観点から「どのように伝えているか」を比較することで、文章の特徴や伝え方の工夫について考えを深める。また、より伝わると感じた文章を選び、その理由を文章の構成や論理の展開、表現の工夫を根拠として交流する活動を設定した。同じ文章を選んだ生徒同士で考えを共有することで、文章の特徴や表現の効果について多面的に捉えさせたい。
「受け取る『利他』」は、「利他とは何か」について考えを巡らせた評論である。本単元では、筆者の考えを自身の経験に引きつけて考えたり、他の視点から批判的に捉えたりすることで、教材に対するより深い理解に到達することをねらう。また、台本作りという活動を通して、「利他」についてのさまざまな視点を獲得し、それらを手がかりにしながら自分の考えを形成・深化させることを目指す。